2007年10月23日
和の緊張。

今日は新町某所で、能楽を鑑賞しました。
建物と庭のつくりもすばらしく、ずっと見とれていたのですが、
何より印象深かったのが、能という「人の動き」によって作り出される「場の緊張感」。
笛の普段聞きなれないフレーズと高い音色も相まって、ピンと張り詰める空気。
金扇の滑らかな動きはほんとうに舞っているかのように淀みなく、
舞い手の方の気迫が見る人それぞれに伝わっているようでした。
私達の住む日本の伝統芸能であるにもかかわらず、これほど日常との距離があるとは。
緊張のある生活、文化、空間。
いい勉強になりました。
Posted by みやもと at 01:38│Comments(2)
│- 建 築 -
この記事へのコメント
いいですね~ 季節柄もぴったりですね~
広島の例の先生さんも、新町は能のまちづくりがいいんじゃないかと大プッシュされていましたよ(家元?でいらっしゃる会長さんが悩ましそうでしたが)。
広島の例の先生さんも、新町は能のまちづくりがいいんじゃないかと大プッシュされていましたよ(家元?でいらっしゃる会長さんが悩ましそうでしたが)。
Posted by 熊本県商工政策課
at 2007年10月23日 08:40

そうなんですよ。
私達も新町にいながら、ほとんど知らないんです。
新町のウリだと思うんですけどね。
桜の馬場(城内プール跡地)に能楽堂を、という声もあります。
そのお手伝いを微力ながらしている縁で勉強に、とお招きいただきました。
熊本外に対しての施設でなく、熊本市民も勉強して再認識し、子供達にも残していけると思うんですけどね。
私達も新町にいながら、ほとんど知らないんです。
新町のウリだと思うんですけどね。
桜の馬場(城内プール跡地)に能楽堂を、という声もあります。
そのお手伝いを微力ながらしている縁で勉強に、とお招きいただきました。
熊本外に対しての施設でなく、熊本市民も勉強して再認識し、子供達にも残していけると思うんですけどね。
Posted by みやもと at 2007年10月23日 08:50