2007年10月16日
人と建築の距離。
今日は趣向を変えて、建築について日頃思うことを少し。
最近、黒いゴツゴツした壁、狭い空間、低い天井に興味があります。
つまり、現代の日本に増えているであろう居住空間の「逆」。
建築に携わり始めて今までに設計・施工したものは、
ほとんどすべてが、すべて白い平坦な壁、広い空間、高い天井でした。
建築が手の届かないところに離れていく気がします。
住まい手が、建築を遠ざけているのかもしれません。
職人の手のあとを残さない建築。
白い壁にその潔癖さが現れている気がします。
始めてそれを意識したのは、肩幅程度の廊下を持つ建築家の作品を体験したときでした。
再認識したのは、熊本城の飯田丸五階櫓の天井の低い空間に遭遇したとき。
結果的に私の興味の先にあるものは、町家のような空間なのかもしれません。
人との距離が近い建築ができたら、その建築は大事にされるんだろうなぁ。
最近、黒いゴツゴツした壁、狭い空間、低い天井に興味があります。
つまり、現代の日本に増えているであろう居住空間の「逆」。
建築に携わり始めて今までに設計・施工したものは、
ほとんどすべてが、すべて白い平坦な壁、広い空間、高い天井でした。
建築が手の届かないところに離れていく気がします。
住まい手が、建築を遠ざけているのかもしれません。
職人の手のあとを残さない建築。
白い壁にその潔癖さが現れている気がします。
始めてそれを意識したのは、肩幅程度の廊下を持つ建築家の作品を体験したときでした。
再認識したのは、熊本城の飯田丸五階櫓の天井の低い空間に遭遇したとき。
結果的に私の興味の先にあるものは、町家のような空間なのかもしれません。
人との距離が近い建築ができたら、その建築は大事にされるんだろうなぁ。